4人に1人が高齢者となった日本。人生100年といわれる時代になりました。しかし100歳まで生きたとしても、寝たきりや認知症の状態では本人も家族も幸せとはいえません。

健やかな老後を送るためには、身体的・精神的・社会的自立が大切であり、そのためには高齢者だけでなく、これから高齢期を迎える若い人も準備をしておく必要があります。

本著は、85歳の現役医師である著者が、セカンドライフを健康で生き生きと過ごすために、起こりうるさまざまな問題の解決策や日々の心がけをまとめたものです。

生活習慣改善のための食事のとり方や、効率的で簡単な運動の例、生活資金の計画、事故の防止等日常生活で気を付けたいこと、うつにならない心の持ちようなど、参考にしていただきたい内容が多く示されています。

誰にでも訪れる高齢期に向けて、充実したセカンドライフを過ごせるよう、健康寿命を延ばすことにぜひお役立てください。