WORKS実績紹介
企画本
にんじゃもへえ
文:市原麟一郎
絵:狩野富貴子
平成30年度 第63回 高知県出版文化賞 特別賞受賞
「にんじゃもへえ」は、高知県に古くから伝わるお話です。
茂兵衛(もへえ・茂平)は、高知県日高村に実在していたとされており、お墓も残っています。
“猿田洞の洞窟のなか、天狗の元で忍者修行をした『もへえ』と『いちのじょう』。悪い庄屋の蔵に忍び込み、米を盗んで村の人たちに届けると、村人たちは皆大喜び。さてお次は殿様に年貢をただにさせてやろうとお城へ向かうのですが…”
もへえといちのじょうのユーモアあふれる活躍に、大人も子どもも一緒に楽しめる一冊です。
☆1986年に発行された絵本「にんじゃもへえ」。みなさまのお声で32年ぶりの復刊です。
Profile
市原 麟一郎|いちはら りんいちろう
1921年、高知県生まれ。民話研究家。民話を子どもたちに語りつぐため、手づくりの紙芝居をもって、県内各地の保育園・幼稚園・小学校・図書館などへの巡回公演を行っている。1987年、民話の発掘と伝承の仕事により、高知県文化賞を受賞。
狩野 富貴子|かりの ふきこ
1945年、高知県生まれ。広告関係の仕事を経て、絵本や童話の挿絵を始める。以来30年余り、絵本や児童書に温かいタッチの絵を描き続ける。2018年、児童文学に長年功績があった人に贈られる、第57回児童文化功労賞を受賞。
担当業務
企画立案
編集
装丁
デザイン
オペレーション
印刷
仕様
定価1,320円(税込)
B5判(横型)・32ページ・上製本
制作・印刷・発行:高知新聞総合印刷